品川区の不動産会社より消臭除菌のご依頼
ご遺体のあった場所は和室ですが、汚染個所の畳を撤去して、クロス(壁紙)を剥がしてから、通常よりも濃度を濃くした二酸化塩素を成分とした強力な除菌・消臭剤を散布致しました。 ※クロスを貼った状態で消臭してもクロスの裏面や石膏ボードまでの臭いを消すことが困難です。ご遺体のあった腐敗臭の場合はクロスの裏側や更に石膏ボードまで臭いが染み込む例も少なくありません。そのため、クロスを剥がしてから除菌・消臭剤を散布する方が効果的です。
畳から床下へ体液が染み込んだ可能性も考えられますので、入念にチェックします。ネクストの経験から判断すると、今回の現場のように孤立死で床下まで体液が流れていない例は稀であると考えるべきでしょう。 ※ネクストの経験上、孤立死では実際に床下の基礎部分まで体液が流れている場合が非常に多く、このような時は床下の汚染個所を洗浄の上、特殊な臭い止めのコーティング剤を塗布しなければなりません。この際は、ご遺体の腐敗臭に関する臭い止めの知識・施工技術を持つリフォーム業者と連携して消臭いたします。 (一般的なリフォーム会社ではご遺体の腐敗臭に関する臭い止めの知識・施工技術がございません)
最終的な仕上げの段階でオゾン消臭機を稼働いたしました。 気になる消臭除菌の作業料金ですが、下記のようになりました。
- オゾン脱臭=70,000円
- 消毒剤の散布=10,000円
- 特殊清掃=30,000円
- 作業人件費=20,000円